2015年05月03日

2015春 台湾茶買い付け2日目

2日目は阿里山へ向かいます。

台湾新幹線で、台北から嘉義へ。
ちょっと早起きして8時の列車。
日本のGWの影響が心配だったので昨日のうちにチケット買っておきました。
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朝早くてお店が開いていなかったので、台湾味のコンビニおむすび。
とはいえ、めっちゃ美味しいです!
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1時間23分で到着。
1分のずれもありません。
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駅を出てすぐにバス停がいくつかあるのですが、阿里山直通のバスが出ています。
時刻表。
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阿里山に遊びに行きたい方は参考にしてみてください。
ちなみにこれを乗り過ごしても、台鐡嘉義駅からも乗れます。

縦揺れ横揺れの激しい山道をガンガン登ること1時間半。
昨年もお世話になった、生力農場に到着。
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到着した時はちょうど萎凋の真っ最中でした。
この後は室内萎凋になります。
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製茶工場併設のお店に入ると女将さんが笑顔で出迎えてくれました。
女将さんと気軽に言っておりますが、台湾政府から神農獎を与えられる程の高名な方。
お茶作りの腕も特級です。

阿里山高山茶春茶。
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今年の春茶は甘い香りが充実 しており濃厚な余韻です。
お茶殻からも甘い香りが漂っています。
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この他も迎香(台茶20号)を使った高山茶や阿里山紅茶なども試飲させて下さいました。
くいくい飲んでいるうちに女将さんがどこかに行ってしまったので、自分たちで勝手に飲んじゃいます。
この辺りのゆるさも台湾の良いところ♪
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表に出ると雲行きが怪しくなってきており、萎凋した茶葉をいつ室内に取り込むか悩んでいる様子でした。
真剣。
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この後もお茶を飲んだり、雑談したりと楽しい時間を過ごしました。
今日の台湾ご飯。
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食後はご家族や他にもいたお客様方と一緒にホタル探しに行ってみたり。
茶畑の中に光るホタルの群れに大人も子供も大興奮。
暗闇の中にぱーっと光るホタルの綺麗なことといったらです。
光量が全く足りませんが、なんとか撮れた1枚。
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明日は5時半頃日の出だとか。
起きられたら写真をアップしたいと思います(笑)
では、こんな所でお休みなさいませ〜。
posted by 一芯二葉 at 00:12 | TrackBack(0) | 台湾買い付け記録

2015年05月02日

2015春 台湾茶買い付け初日

台湾茶買い付け初日。
写真も無いので文字だけでつらつらと綴ります。

朝7時の飛行機でいざ台湾へ。
GWということもあり、いつものホテルが取れなかったので初日は初めて予約したところへチェックイン。
日本語が通じない所がやや難ですが、台北駅からすぐということもありアクセスは良好。
前日徹夜だったので仮眠をとり、馴染みのお茶屋さんへ。
にこやかに迎えてくれてほっと一息。
初めて訪れた時はちょっと怖かったのですが、とても優しい店主さん。
お茶を買いに来たのに53度のお酒を勧めてきます(笑)
注いで下さったお酒を置いて試飲しまくります。
梨山茶から始まり、阿里山茶や大禹嶺などなど
あっという間にお茶酔いする2人。
筆談と片言の英語とiPadの翻訳ソフト交えてあーだこーだ。
途中から何故か日本語講座になりました(笑)
これが結構楽しかったり、逆に勉強になってみたり。
いつの間にか先生と呼ばれるワタクシ。
買い付けも概ね終わったところで改めてお酒を勧められてちびちび。
そのままレストランでご馳走になってしまいました。
ありがとうございます。
明日は1年ぶりの阿里山行き。
今晩は早めに寝て明日に備えます。
わくわく。
posted by 一芯二葉 at 00:29 | TrackBack(0) | 台湾買い付け記録

2014年08月26日

2014台湾春茶買い付け日誌〜その4

 前回の買い付け日誌から3ヶ月経ちました。
今更感もありますが、「よしっ!書こう!」と思い立ったので続きです。

●2014台湾春茶買い付け日誌〜その1〜
http://isshin-niyo.sblo.jp/article/95976559.html


●台湾茶買い付け、経過報告
http://isshin-niyo.sblo.jp/article/96065736.html


●2014台湾春茶買い付け日誌〜その2〜
http://isshin-niyo.sblo.jp/article/96744963.html


●2014台湾春茶買い付け日誌〜その3〜
http://isshin-niyo.sblo.jp/article/97869214.html



◆前回は阿里山を上り、茶農家さんのところでお迎えのお茶と昼ご飯をいただいた所まで。

時刻は夕方少し前。
製茶場のすぐ隣の建物で、阿里山紅茶をいただきました。
ご長男の黄昶金有(金+有)茶師。
物静かでとっても優しい方でした。
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鑑定杯で試飲中。
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蓋の裏で香りを聞きます。
真剣な眼差し。
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お聞きしたところ、阿里山の紅茶の歴史はまだ6年程とか。
(もしかしたら、この茶農家さんが紅茶を作り始めてからの期間かも?)
歴史はまだ浅いながら、烏龍茶のつくりを根底に美味しい紅茶を作っています。
紅茶の品評会も行われているようですが、まだ阿里山紅茶の評価基準が定まっていない為、各々が作った紅茶を試飲し合う、といった所らしいです。
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美味しいお茶を堪能したところで、茶畑を見せてもらいました。
工場のまわりに茶畑が広がっています。
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いたるところに茶樹が植わっています。
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時期的には春茶のシーズンが終わった直後。
すでに芽が伸びてきています。
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台湾のお茶ペットボトルブランド『茶裏王』の看板が。
看板に映っている女性は、前回のブログでご紹介した羅秀梅女士
実は十代傑出専業農民奨、いわゆる『神農奨』を受賞した女傑です。
普段は気さくなお母さんという雰囲気ですが、政府から色々と仕事を任されたり、
李登輝元台湾総統が訪れるよ様なすごい茶農家さんだったりします。
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あと何枚か。
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空がとても綺麗です。
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ここの標高は約1,250mくらい。
1,600mあたりにも茶畑を持っており、より高品質なお茶はそちらの茶葉を使用するそうです。
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2014台湾春茶買い付け日誌〜その5〜に続く
posted by 一芯二葉 at 17:12 | TrackBack(0) | 台湾買い付け記録

2014年05月24日

2014台湾春茶買い付け日誌〜その3〜

 前回『2014台湾春茶買い付け日誌〜その2〜』

台湾鉄路の嘉義駅より、阿里山行きのバスにていざ出発!
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バスの中に貼ってあった、停車駅と乗車賃表。
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何度見ても、目的地『東隙頂』駅が見当たらない・・・。
バスの運転手さんに紙に書いて見せたので、まぁ大丈夫でしょう・・・多分。

と、ここで気がついたのですが、高鉄台湾鉄路の嘉義駅からも、阿里山行きのバスが出ていた模様。
やはり、スルーしたあのバスに乗っても良かったようです。
次回の為に覚えておこう。

バス出発直後の風景。
嘉義駅は結構都会の様です。
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と思ったら、あっという間に緑の風景に。
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2,30分ほど走ったところで、お寺が見えてきて。
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トンネルに突入。
ここから急にくねくねの道になり、一気に山を上ってゆきます!
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急カーブの連続。
がたがた揺れまくり。
ときどき激しい立て揺れで、椅子から浮き上がりそうになります。
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激しい揺れで少し酔ってきたなぁ、と思った頃には山の中腹。
綺麗な空が見えてきました。
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出発から1時間15分。
『東隙頂』に到着。
そして目的地『生力農場』に到着!!
着いたー!!ここかー!!
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この『生力農場』に来たきっかけは、
昨年秋に静岡で行われた『世界お茶まつり』で出会ったこと。
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右のご婦人が、この茶農家さんの名茶師・羅梅秀さん。
左はご主人かと思っていたのですが、弟さんでした。
この時にお茶をいただいたり、お話を聞いたりしてとても素敵な方々だったので、
「阿里山に行く時は、ぜったい伺おう!」と思っていました。
と、いう訳で来ちゃいました(笑)

息子さんが出迎えて下さり、少しお話していると、
お母さんの羅梅秀さんがやってきました。
上の写真を見ていただいて、「ようこそ!」と話もそこそこに、早速お茶を淹れて下さいました。
さすが茶農家さん。
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阿里山でのはじめてのお茶は、もちろん『阿里山高山茶』。
この春できたばかりの新茶です。
清清しい香りと、優しい甘み。
バスで酔っていたところなので、なおの事美味しく感じます。
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茶殻も美しく、艶や張りも申し分ありません。
ふわふわ。
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もちろん手摘みです。
一芯二葉。
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世間話をしながら、美味しいお茶をいただいていると、
「お腹空いてない?ご飯食べる?」と、嬉しいお言葉。
お母さんがお日ご飯を作って下さいました。
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料理名が分からないのですが、お茶の油で炒めた素麺みたいなの。
香辛料を利かせた台湾料理に比べて、優しい味でとっても美味しかったです。
細長いトマトも美味。
台湾は果物が最高に美味しいです。


2014台湾春茶買い付け日誌〜その4〜に続く
posted by 一芯二葉 at 02:29 | TrackBack(0) | 台湾買い付け記録

2014年05月17日

2014台湾春茶買い付け日誌〜その2〜

 すでに帰国してしまった後ですが、台湾買い付け2日目です。
今日は台北市内から嘉義懸の阿里山へ向かいます。
そうです、あの高山茶の阿里山です!

それでは、朝から順を追ってゆきましょう。
さくさく行きます。

早朝ホテルを出ると、大抵こんな風景です。
信号が切り替わるのを、じっと待つ原付の方々。
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信号が青になると、一斉に走り出します。
道路になだれ込んでくるので、信号を渡るのがちょっと怖いです。
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駅前にかわいいロボットアートがありました。
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高鉄台湾鉄路駅。
新しく出来た駅だけあって、とても綺麗です。
広々。
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チケットの買い方は、日本と同じ。
とはいえ、券売機で買う自信がなかったので、窓口で購入しました。
領収証も忘れずに。
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電光掲示板も最新なので、とても見やすく、分かりやすい。
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旅のお供にスターバックスのモカ。
たまには珈琲も飲みます。
ちなみに、他のジュースは2,30元なのに、スタバは高かった。
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出発して、しばらく風景は雑多な町並みですが、気がつくと緑溢れる風景に変わります。
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1時間半ほどで、嘉義駅に到着。
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嘉義駅の裏手の風景。
郊外に出来た新しい駅の為か、周りはなんにもありませんでした。
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とはいえ、駅構内はとても綺麗です。
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ここからは、台湾鉄路の嘉義駅までバスで移動。
と思ったら、駅の前に阿里山行きのバスが止まっていました。
でも乗って良いのか分からずスルー。
素直に予定のルートで移動します。

バス停がなぜか二つありました。
オロオロしていると、メガネをかけたお兄さんが、
「バス停はここでOKだよ。あと、新幹線のチケットがあれば、バスはフリーだよ」
と、教えてくれました。
なんという好青年。
惚れてしまいそうです(笑)
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バスに揺られて30分。
台湾鉄路の嘉義駅裏手に到着。
阿里山行きのバス停は駅の正面側だった様で、5分ほどここでまたオロオロ。
こんどはかわいいお嬢さんが「向こう側よ」と、教えてくれまいた。
台湾の方は、本当に皆さん親切です。

チケット売り場に着いて、目的地である『東隙頂駅』を探すも『隙頂駅』しか見つからずオロオロ。
そのうちおばあちゃんがやってきて「二人で800元で、阿里山まで連れてってあげるよ」と、声を掛けてきます。
よく分からなかったのでお断りしていると、700元まで下がりました(笑)
結局窓口の方にお聞きして、正規のチケットを購入。
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出発です。
いざ、阿里山!
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2014台湾春茶買い付け日誌〜その3〜につづく......。
posted by 一芯二葉 at 23:57 | TrackBack(0) | 台湾買い付け記録

2014年05月10日

台湾茶買い付け、経過報告

 今日も阿里山に宿泊中の一芯二葉です。
茶農家さんが経営している民宿に滞在しております。
まんまと書く暇がないので、ちょっとだけ写真を。

今日はたらふく試飲しました。
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この写真の時に飲んだのは、
阿里山の『比賽茶』『紅茶』『蜜茶』『緑茶』『金萱茶』『冬片』
私たちが訪ねた時が、ちょうど比賽茶を作っている真っ最中。
今まさに焙煎中で、明日朝に完成の物を特別に試飲させていただきました。
焙香(ホンシャン)。
糖香(タンシャン)。

ちなみに、せっかく阿里山に来たので、
阿里山森林鉄道にも乗ってみました。
かわいいナローゲージ。
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山のように写真を撮りましたが、ひとまずここまで。
おやすみなさませ。
posted by 一芯二葉 at 01:56 | TrackBack(0) | 台湾買い付け記録

2014年05月09日

2014台湾春茶買い付け日誌〜その1〜

 現在台湾茶の買い付けで、阿里山に宿泊中の一芯二葉です。
就寝前に少し余裕ができたので、こちらでの模様を写真を交えてざっくりとご報告致します。
と言っても、昨年は過密スケジュールでボロボロだった為、たしか2日目の途中で終わっています。
今回もどうなることやらですが。

出発はもちろん羽田空港。
一昨年は誤って成田発にしてしまい、苦労しました(笑)
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朝早い時間なので、まだ人も余りいません。
広々。
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では、行って来ます。
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ちなみに今回は、ネットからチェックインしたので、
チケットは紙ではなく、スマートフォンの画面です。
便利な世の中になりました。

飛行機に乗り込み。
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離陸したらあっという間に空の上です。
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3時間後、台湾の上に。
遠くの山に、雲がかかっています。
何山でしょうか?
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到着。
空港を出たら、そのまま予約したホテルへ。
台湾の地下鉄(MRT)を使います。

駅からホテルに向かう途中では、朝市をやっていました。
まだそんな時間だったのか。
朝市では野菜や果物、鮮魚、雑貨などなど、いろいろな物が売られています。
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チェックインを終えて、少し休んだら、そのままの陶芸の街『鶯歌』へ。
鶯歌へは台北駅から電車(台湾鉄路)で向かいます。
たしか往復で56元だったかな?
今1元=33円くらいです。
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30分後、鶯歌に到着。
結構近いです。
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と、その前に腹ごしらえ。
駅前の屋台にあった台湾っぽい物を。
『芋頭俳骨酥麺』。
たぶんサトイモとアバラ肉。
今まで鶏だと思い込んでいましたが、豚さんですか?
台湾らしいスパイスが効いていて美味です。
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お店のお姉さんに写真をお願いしたら、とても照れていらっしゃいました。
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あ、これが鶯歌駅です。
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ここから歩いて10分ほどで、鶯歌老街の入り口。
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この後も色々見て回ったのですが、今回で3回目と言うこともあり、写真を撮り忘れました。
もともと撮影禁止のお店も結構多いです。

で、あっという間に夜。
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今回はお値ごろな茶器を買ってきました。
毎回鶯歌に行くのも大変なので、そろそろ本格的に輸入に踏み切ろうかな、とか。

という買い付け初日でした。
翌日は早朝から阿里山に向かうので、この日はここまで。
とはいえ、寝不足な上に余り飲み食いせず歩き回ったので、夜にはかなりグロッキー。
お腹は減っているのに、ジュースだけ飲んで就寝です。
おやすみなさい。
2日目につづく。
posted by 一芯二葉 at 00:30 | TrackBack(0) | 台湾買い付け記録