台湾鉄路の嘉義駅より、阿里山行きのバスにていざ出発!
バスの中に貼ってあった、停車駅と乗車賃表。
何度見ても、目的地『東隙頂』駅が見当たらない・・・。
バスの運転手さんに紙に書いて見せたので、まぁ大丈夫でしょう・・・多分。
と、ここで気がついたのですが、高鉄台湾鉄路の嘉義駅からも、阿里山行きのバスが出ていた模様。
やはり、スルーしたあのバスに乗っても良かったようです。
次回の為に覚えておこう。
バス出発直後の風景。
嘉義駅は結構都会の様です。
と思ったら、あっという間に緑の風景に。
2,30分ほど走ったところで、お寺が見えてきて。
トンネルに突入。
ここから急にくねくねの道になり、一気に山を上ってゆきます!
急カーブの連続。
がたがた揺れまくり。
ときどき激しい立て揺れで、椅子から浮き上がりそうになります。
激しい揺れで少し酔ってきたなぁ、と思った頃には山の中腹。
綺麗な空が見えてきました。
出発から1時間15分。
『東隙頂』に到着。
そして目的地『生力農場』に到着!!
着いたー!!ここかー!!
この『生力農場』に来たきっかけは、
昨年秋に静岡で行われた『世界お茶まつり』で出会ったこと。
右のご婦人が、この茶農家さんの名茶師・羅梅秀さん。
左はご主人かと思っていたのですが、弟さんでした。
この時にお茶をいただいたり、お話を聞いたりしてとても素敵な方々だったので、
「阿里山に行く時は、ぜったい伺おう!」と思っていました。
と、いう訳で来ちゃいました(笑)
息子さんが出迎えて下さり、少しお話していると、
お母さんの羅梅秀さんがやってきました。
上の写真を見ていただいて、「ようこそ!」と話もそこそこに、早速お茶を淹れて下さいました。
さすが茶農家さん。
阿里山でのはじめてのお茶は、もちろん『阿里山高山茶』。
この春できたばかりの新茶です。
清清しい香りと、優しい甘み。
バスで酔っていたところなので、なおの事美味しく感じます。
茶殻も美しく、艶や張りも申し分ありません。
ふわふわ。
もちろん手摘みです。
一芯二葉。
世間話をしながら、美味しいお茶をいただいていると、
「お腹空いてない?ご飯食べる?」と、嬉しいお言葉。
お母さんがお日ご飯を作って下さいました。
料理名が分からないのですが、お茶の油で炒めた素麺みたいなの。
香辛料を利かせた台湾料理に比べて、優しい味でとっても美味しかったです。
細長いトマトも美味。
台湾は果物が最高に美味しいです。
2014台湾春茶買い付け日誌〜その4〜に続く