2022年01月19日

矢部紅茶、矢部釜炒り茶入荷しました

熊本は矢部にて30年以上も農薬・化学肥料不使用でお茶を作り続ける茶農家さんの紅茶、釜炒り茶が入荷しました。

矢部紅茶 〜華蜜香〜
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 台湾は蜜香紅茶の祖・高茶師と文山包種茶の名手・蘇茶師に製茶技術を学び、日本の地で作り上げた逸品。
その習得した製茶技術を活かすべく台湾より「揉捻機、殺青機、焙煎機」等を台湾から取り寄せ、また発酵用に自作の「発酵室」まで作り情熱を注いだ紅茶です。
旨味が強く、またお煎茶向きの品種より酸化発酵からくる香りを引き出しやすい釜炒り茶用の品種を使用。
さらりとした口当たりとほのかな爽やかさを残しつつ、渋味の無いやわらかな甘味は飲み方、飲む時を選びません。
またカップからは花蜜の様な艶やかな萎凋香が立ち上り、飲む前から楽しませてくれます。
余韻にはその花蜜の香りが甘く、伸びやかに香ってきます。
よくよく感じ取ってみれば、品種固有の爽やかな風味もアクセントに利いています。
どちらかと言うとストレート向きですが、軽くミルクを加えても面白い風味を楽しめるでしょう。

納得のいくお茶でないと世に出さないこだわりの茶農家さんであること。
またここ数年は生産量を減らしていることもあり、今では紅茶の卸しはされていない様なのですが、今回特別に譲って下さった作品です。
一芯二葉としても1年以上振りの入荷となりました。
ストレートで香り豊かな和紅茶、またオーガニックティをお求めのお客様にもお勧めです。

【一芯二葉Webショップ:http://issin-niyo.shop-pro.jp/?pid=166100757】

矢部釜炒り茶
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 九州の茶農家さんなので、今では紅茶や烏龍茶作りもライフワークになっていますが、もちろん元はこちらが本職のお茶になります。
やぶきた、おくゆたか、さえみどり、みねかおり、おくみどり等、旨味の強い品種を中心に使用し、濃厚な旨味を持たせた一番茶です。
お煎茶との違いは、やはり釜で炒って作ることで放たれる「釜香(かまか)」でしょう。
艶のある甘い香りと共に、ほのかに香ばしい風味が余韻に楽しめます。
味わいは渋みを感じさせず、コクを感じる程の充実した旨味こっくりとした甘味で、飲み心地も飲み応えも最高です。
高温でさっと青い清々しい香りを引き出してもよし、低温でとろりとした甘みを楽しんでも良し、はたまた水出し・氷出しで玉露の様な味わいを楽しんでもよし。
どうやっても美味しく入ります
美味しくなく入れる方法が思いつかないくらい美味しく入ります。
煎茶とも違った、甘味、旨味、滋味に溢れる釜炒り茶を是非ご堪能ください。

ちなみに一芯二葉では、過去このお茶を使ってお茶漬けを提供していたこともあります。
オーガニックティなので茶殻をそのままぽん酢で食べたり、お浸しにしたり、つくだ煮にしたりしても美味しいですよ

【一芯二葉Webショップ:http://issin-niyo.shop-pro.jp/?pid=166097546】
posted by 一芯二葉 at 17:59 | TrackBack(0) | 新茶入荷情報
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