もちろん全て一芯二葉が全力で応援しております、ジュンチヤバリ茶園の秋摘み。
◆ハンドロールドヒマラヤンティップス(実生)
Handrolled Himalayan Tips
数あるジュンチヤバリ茶園のお茶の中でも恐らく一番の有名どころである、
ハンドロールドヒマラヤンティップス(以下HRHT)。
同茶園が誇る手揉み紅茶です。
と言っても、今回入荷したロットは通常ロットとは違う種から育てた茶樹で作る実生のHRHT。
茶畑の面積が非常に小さく、毎シーズン少量しか作られない実生の紅茶で、
フラワリーな香りが主な通常のHRHTとは違い、
更に果実香&果実味が極めて強く感じ取れます。
夏にも同じ実生のHRHTを入荷したのですが、
秋摘みらしいコクと相まってブランデーの様な芳醇な風味の紅茶に仕上がっております。
これまで同茶園のHRHTを飲んだことのある方にも新しい味わいとなるのではないでしょうか?
【webショップHRHT販売ページ:http://issin-niyo.shop-pro.jp/?pid=112396202】
◆ヒマラヤン・ブーケ
Himalayan Bouquet
やや浅い発酵と中程度の発酵の茶葉が入り混じる、
台湾烏龍の様な芳しい萎凋香が立ち上る逸品。
比較的さっぱりとした飲み口ですが、その甘味は濃厚。
ジューシーな旨味もあり、飲み応えは抜群です。
最大の魅力はその香り。
茶葉から品の良いスズラン系の香りを引き出す丁寧な萎凋を施し、艶やかで優雅な芳香。
仕上げの焙煎をやや強めに掛けることで、ほのかな香ばしさと甘い焙煎香がミックスされます。
ヒマラヤンブーケは毎年入荷する紅茶なのですが、
ここ数年の中で一番のクォリティで、味香り共に最高の出来栄え!
紅茶好きにも烏龍茶好きにも胸を張ってお勧めできる、秋摘み一押しの作品です。
【webショップHBO販売ページ:http://issin-niyo.shop-pro.jp/?pid=112396481】
◆ヒマラヤン・ロイヤルルビー
Himalayan Royal Ruby
ジュンチヤバリ茶園のお茶の中で、
極めて稀少で極めて特殊なコンセプトで作られるヒマラヤン・ロイヤルルビー(以下HRR)。
複数の他国の品種を使って作る紅茶として2013年に試作され、
ネパールのクローナル種、日本のやぶきた種、台湾の四季春種をミックスした、
味香り共に単一品種では出し得ない興味深い紅茶でした。
ちょうど同年5月にオーナーのローチャンを囲んでお茶会を開いたのですが、
そこに試作したばかりのHRRを持ってきていただいたのがこのお茶との出会いです。
この時のお茶を飲んだのは世界でも数十人でしょう。
その後も試作を重ねますが、出来上がる紅茶はせいぜい数十g単位。
2015年初秋には150gという超ミニマムロットを全量譲って貰ったのですが、
洗練されているのがよく分かりました。
その冬にようやく1kg強出来たロットをまたしても全量譲って貰いましたが、
最高級ダージリンと比肩するほど一気にクォリティが跳ね上がり、
重厚な花の香りと艶のある甘味に驚いたものです。
そして2016年秋のロットがこちら。
試作当初と違い、クローナルは使わずやぶきた種と複数の台湾品種を使用した作品で、これまでの花香はそのままに、これまで余り感じなかったチョコレートの様な甘い香りを放つ紅茶に仕上がっております。
同年夏のHRRは個人的にややライトな印象だった為入荷を見送ったのですが、
こちらは秋摘みらしい柔らかなコクと甘味が広がる心地よい風味の紅茶かと思います。
ちなみにこのロットも僅か500gという超ミニマムロットなのですが、実は荒茶の段階では1.5kgありました。
その後の仕上げで500gになったのですが、1kgも削ったこだわりにジュンチヤバリ茶園のお茶作りへの信念と誠意が表れていると思います。
今回は20g入りの商品にしたので、最大でも25個しか製品がありません。
既に1/3は売れてしまっているので、ご興味のある方はお早めにどうぞ。
【webショップHRR販売ページ:http://issin-niyo.shop-pro.jp/?pid=112396603】
【喫茶去 一芯二葉webショップ:http://issin-niyo.shop-pro.jp/】